小説

短文小説

【短文小説】奈留の迷い

宵はいつも奈留の側。宵の長い黒髪も深い黒目も夜空に溶け込むことなく、強い自我を発している。奈留の短い白髪は夜の光を集めて、側に寄り添う小さな存在を照らしている。しわのない白衣を纏う二人は、きんと透き通る冷気に身を寄せ合う。吐く息は冷気に溶け...
日記

【謎】本をよく買わない弟【ノー読書人間】

本をよく読むとなると、かなりお金がかかってしまい、お出かけに使うようなお金まで使ってしまうような友人がいます。逆もまたしかり。今回は読書をしない人がいったいどのように過ごしているのか調査をしました。