VILTROX AF 56mm F1.7 スナップに丁度良いお手軽さ 価格を大きく凌ぐ光学性能【外観レビュー編】

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記事の経緯

私は中望遠レンズが好きだ。撮影する際に情報量を程よく絞れる。それに加えてどのような状況なのか察することができる範囲で環境を写せるからだ。
ただ中望遠のXマウントレンズを所持していなかった。
ふと、街中スナップに丁度良い軽量さとシャープネスさを兼ね備えたレンズがあると聞く。
なかなかにお手軽なレンズで満足のいくクオリティだった。
なんとなくレビュー記事を書いてみるに至る。

レビュー

試し撮り記事

公式サイトに掲載されている性能

本日届いた「VILTROX AF 56mm F1.7 Xマウント」について今一度調べる

  • 価格:24,800円(2024-06-02現在 PERGEAR-JPより)
  • 焦点距離:56mm(85mm)
  • 視野角:29.8度
  • 絞り羽根枚数:9
  • 最大絞り:F1.7
  • 最小絞り:F16
  • 最小焦点距離:0.55m
  • フィルター径:52mm
  • 重さ:171g

レンズの焦点距離 56mm (フルフレームの 85mm に相当) はポートレート写真に最適な視点を提供し、F1.7 の広い絞りにより美しい背景のぼかしと低照度での優れたパフォーマンスを保証します。 EDレンズ4枚、高屈折率レンズ3枚を含む9群11枚の先進の光学構造により、色収差を最小限に抑え、シャープでクリアな像を実現します。

https://pergear.co.jp/products/viltrox-af-56mm-f1-7
  • 外観:プラスチック製。光沢はなく安っぽい。専用フードが付属するが、56mmには浅く不十分。
  • 大きさ:小さい。他サードパーティー製の56mmレンズと比較しても特に小さい。
  • 重量:171gとかなり軽量。焦点距離56mmのレンズは、「FUJIFILM XF56mmF1.2 R WR(445g)」「SIGMA 56mm F1.4 DC DN | Contemporary (285g)」「Tokina atx-m 56mm F1.4 PLUS(305g)」と、200gを切るレンズは珍しい。また同社の「Viltrox 56mm F1.4 STM(290g)」と比較してもかなり軽量であることが分かる。
  • AF:STM駆動。スムーズで正確なフォーカス。
  • MF:正確なフォーカスが可能。
  • ボケ:滑らかで自然な描写性能。美しい球ボケ。
  • 解像性能:価格以上の性能。絞ると優れた性能になる。接写でコントラストが低下するが、絞ると解決する。
  • 周辺減光:F1.7で目立つが絞ると改善。
  • 逆光耐性:普通。この低価格帯にしてはかなり良好。
  • 総評:低価格の製品だが、性能面ではかなりの高水準にまとまっている。特にシャープネスさに注目できる。お手軽価格でコンパクトなポートレート用レンズで、外観にこだわらなければおすすめしやすいレンズ。

開封

外箱を確認する。

開ける。

内容品を確認する。

レンズと付属のレンズ用の袋を確認する。

手に持ってみる。

手に持ってみるとかなりコンパクトにまとまっていることが理解できる。

また焦点距離56mmクラスのレンズでは特に軽量で、X-EシリーズX-AシリーズX-PROシリーズのボディと組み合わせてミニマルに収めたいところだ。

軽快に街中スナップをこなすことが出来る。

前面部分を確認する。

安っぽさは否めない。

レンズマウントのための溝に注目がいき、メカっぽさを覚える外観だ。

レンズキャップを確認する。

ありきたりな、中華製のボディキャップだ。

若干つまみが固く感じる。

レンズをボディに装着してみる。

X-E2に装着した。

小型寄りのカメラボディと組み合わせると、コンパクトにまとまっている。

重量がレンズ側に寄ることがないため、片手での撮影が可能だ。

街中スナップでは特に活躍しそうだ。

レンズフードを装着する。

十分とは言い難い浅さだ。

またスムーズな装着が出来ないガタつきと、固さが気になる点だ。

まとめ

焦点距離56mmのレンズの中で、特におすすめできるレンズだ。

大きさと重量には惹かれるものがあり、ちょっとした外出にもバッグのなかに忍ばせやすい。

またこのコンパクトさからは想像できないほど優秀な光学性能である。

次回の記事で試し撮りを行おうと考えている。

 

それではごきげんよう、投稿者のCanChanでした。

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