撮影機材
- 私が大好きなのはK10DにM42(特にTakumar)を装着して、スナップをとること
- こってりした色乗りを柔らかい表現でどっぷり楽しめる


Canchan
深夜徘徊をしようよって話
まじでひとだらけ。
太陽が沈んで随分経ってから外に出る。
飲食店が閉店し始めた頃、それでも人とすれ違い続ける。

新宿に歩いていく。
中野って新宿に近すぎる。
タクシーの軍団が迫ってきたとき、ここが東京のど真ん中であることを教えられた。

新宿区。
ここは新宿。中野区の隣。
私はあまり新宿が好きではないので、住んでよかったと思うことはほとんどなり。

照明だらけで、CCDセンサーだってノイズなんて気にせず撮影できる。
背景にも困らない。
後ろの証明が良い味を出すバックライトとして際立つ。

今日この日はかなり湿度が高く、ビルは屋上が霧にのまれていた。
上の階に住む人は下が何も見えないのだろうか。
それとも反射の関係上こちらから見えないだけで、眺めることができているのだろうか。

さて、外界は闇にギラつく光が蠢いている。
しかし何度切り裂かれても、夜の間は暗闇はその場に帰って来る。
落ち着かない。

ビールが美味しかった。
実は雨の中、ビールを飲みながら、PENTAX K10Dで撮り歩いていた。
両手が塞がった状態でてくてく歩く。

すべてが反対の世界。
唯一信じられるのは重力の方向だけ。
ビルに映る向こう側の世界も、忙しなく人々が移動していた。

雨の影響か、人気がなかった。
これは嬉しかった。
心置きなく写真を撮れた。

そろそろ帰る。
おつかれ。
PENTAX K10Dは除湿庫へGo。
ありがとう。
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