某日、河辺にて。
立っていた。
寒空の下、おでんが至高
寒くなり始めた今日こそ天体観測。
空気が澄んでいて気持ちがいい。
私は今日、念願の天体観測のために河辺を訪れていた。
我、ここにあり
さて、指さす先の天を眺めるとする。
雲が多い。
割と雲が多い。
本当に雲が多くて、顔面から鉄棒に突っ込む。
割と萎え
星は見える……。
が――、
雲そこにあり。
しかも、町中にて町灯りが煩わし――。
やっと訪れたその時
この眼に届く光は少々にて
より目を大きく開けれど変わらない景色。
おや、そこにあるのは
人類の英知。
割と真面目にきれいなオリオン座
私は目が悪い。
目を細めても見えないものは見えない。
けれども今は霞の痕跡も捉えられなかったオリオン座の内部にある星々が見える。
よかったなぁ。
やって。
もっと写真を撮りに行く決意が固まる。
CanChanでした。
コメント