X-M5 注目ポイント
私的には小型軽量ボディというところは見逃せない。
- 「Xシリーズ」(fujifilmのミラーレスカメラ)で最軽量となる質量約355gの小型軽量ボディ。
どんな時だってカメラを持っていなければシャッターチャンスを逃すことになる。
つい最近だって友人宅に夕暮れ時に遊びに行くときにカメラを持っていなかったがために後悔した。風になびく柳と、おぼろげに淡く濁る月の組み合わせはなかなかに風情があるもので、切り取れなかったことが先月の心残りだ。
したがって、持ち歩くのにちょうどよさそうなボディである点を注目ポイントその1とする。
注目ポイントその2、シンメトリーに配置された「モードダイヤル」と「フィルムシミュレーションダイヤル」はなかなかに心地よさそうだ。
- 軍艦天面にシンメトリーに配置したダイヤル。
私がこれまでカメラを触ってきた時間を振り返ってみて、コントロールすることが多かったのはフォーカス、露光、絞りと、ISOだった。
fujifilmのカメラを操作している場合はそれに加えて、フィルムシミュレーションを切り替えていた。
X-M5はそれらの操作を必要十分にできるダイヤルを備えている。
フォーカスはレンズ側で操作するから問題ないとして、露光は今まで通り「露光ダイヤル」が物理ダイヤルとして存在するのは嬉しい。
そして絞りはレンズ側で操作してしまえば問題ない。
ISOは私ならば前面ダイヤルに割り当てて使用すれば直感的に操作できそうだ。Aモードを基本として使っているからISOを割り当てられれば良いが、Sモードにした場合はシャッター速度をコントロールできるようになっていればうれしい限りだ。
これらの操作をメニューを開かずにでき、かつ見た目に優れているレトロデザインはおそらく私が毎日持ち歩くのに欠かせない要素であると思う。
一眼レフスタイルの軍艦にファインダーがあるタイプのカメラはかさむので、正直毎日持ち歩くのは気が引ける。
ここまで物理ダイヤルについて語ったが、単に「フィルムシミュレーションダイヤルを使いたい!」「格好いい!」「必要十分の機能が備わっている!」という点で、注目ポイントその2とする。
正直に言うと「モードダイヤル」でなく、シャッタースピードダイヤルにしてほしかったが、ターゲット層がvlogを撮影するような人向けだから仕方ない。
スチル向けというよりもショートムービー向けだろう。
注目ポイントその3、X-S20やX-T4と同じセンサーを搭載している。
- Xシリーズ第4世代目となる、裏面照射型イメージセンサー「X-Trans CMOS 4」を搭載
これは簡潔に、安く性能の良いものを体験できるという良さだ。
一世代前のハイクラスのカメラと同じ写真を撮れる性能を有していると聞かされれば、よだれが出そうになる。描写力は唸るものがあるだろう。
まとめ 買い?なし?
とは言え、私はフィルムライクな写真が好みなのでストレスなくそこそこの写真が撮れれば良い。
今回はひとまず逃そうかと考える。なんだかfujifilmが新型センサーを搭載したカメラを2025に発表するらしいので、それに合わせて貯金だ。
購入検討をされている人はひとまず、予約は早めをおすすめする。
fujifilmはエントリークラスのミラーレスカメラを放ったらかしていたので、エントリークラスで手に入りやすい価格のカメラともなれば需要爆発間違いないからだ。しかもここ最近のfujifilmの人気ぶりを考えれば、供給が追い付かなくなり家電量販店から「X-M5」が姿を消すことは想像に難くない。(X-100VIが永遠に手に入らないという先例)
スチルばかり好む人は一旦逃そう。
私は今年中は「X-E2」で満足しそう。I love X-E2。
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