東京遠足「あの子は一本脚」

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Canchan
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こんにちは

CanChanです

皆さん、先週の土曜日は何をしておりましたでしょうか。

家でゴロゴロ?グダグダ?

お昼ごろに起きて、YouTubeを見ていたら17時になっていた、なんてもったいない休日はあってはならない。そうは思いませんか?

私は思います。

さて、そう思ったところで友人から「土曜日に東京いかへんか」というメッセージが届きました。

東京。あまり気乗りはしないんですよね、いつも。優柔不断な私には、情報の過多で目が回る世界。

人が多いし、狭いし。

何より飲み屋が高い。これがいけない。私のチョイスがいけないのですが、気軽に入れる場所に気軽な値段の飲み屋がないんですよ。気軽に入れる場所は稼いでいる飲み屋=割高。

とは言いつつも、カメラを持って出かけることがここ最近なかったものですから、ちょうどよい機会だったので友人の誘いに乗ることにしました。

【11:00 秋葉原 現着】

最初に向かったのは秋葉原。あまりにも人口密度が高い。

外国人観光客は果たしてこんなに人でギッチギチの場所で何を見るというのでしょうか。オタク見本市にでも来ているのでしょうか。

私は見世物にはならないぞと張り切ってみるものの、秋葉原に私服で立っている日本人はもれなくオタク。あそこに立っている人と私は、他人から見てすべからくアキバではしゃいでいるニッポンオタクなのです。

息苦しさを覚えつつ、11:00ではフィギュアショップが開店していない事実がさらに我々を苛むのです。

仕方なく、少し中心街から離れた場所にあるカフェに向かいました。

落ち着くわ。

人が少ない事実に、極楽タイムを満喫できます。はたして喧騒は人をどれだけ抑圧するのか、人混みが苦手な人とここで語り合いたいものです。

暑くも寒くもない気温だったことが幸いして、なんのストレスもなく時間をつぶすことができました。

少しシックで性に合っていたカフェを離れてアキバのフィギュアショップへ向かおうとしました。

【ラジオ会館前】

ラジオ会館前で立ち止まりました。

「人、多すぎね?」

やめました。さすがにあの大きな濁流に一度飲まれてしまったならば、容易く体力は底を尽く。運動不足とかそういうものではなく、あの人混みを見ているだけで精神的なものが削れて行く音が鳴りました。

警鐘とはすなわちこのことだと。

友人と私は仕方がないのでヨドバシカメラに行くことにしました。

実はこのヨドバシカメラが目的のお出かけだったのです。

【昼時 ヨドバシカメラ】

さて、ヨドバシカメラに到着しました。

ヨドバシカメラといえば何を思い浮かべますかそうですねカメラですね。

カメラといえば必需品の中に三脚があります。手振れ補正機能が搭載されていようとも、どうしても三脚を使用しなければいけないときがあります。

私はvlogはあまりとらず、メインはスチルで、かつ小さなカメラで身軽スタイルを好むものですから、荷物は最小限に抑えたいです。

条件1:長時間カメラをその場に保持したい
条件2:荷物は最小限にしたい

この二つの条件を同時にクリアする装備として、三脚は不適なのです。

そこで私は何かないものかと検討したところ、いいアイテムがあることを知りました。

それは、一脚。三本足で立つものを三脚といい、一脚はまるで案山子のような一本足スタイルのアイテムです。これさえあれば三脚ほど保持力がなくともだいぶ撮影の幅が広がります。

しかも一脚は、ものにもよりますが、下部の選択パーツを換装することで自立可能になります。

こうあっては持っていないほうが損というもの。

かくして一脚購入のためにヨドバシカメラにやってきたのですが、三脚、一脚、品ぞろえ豊富過ぎないか?

そこそこのスペースがありながら、みっちみちに、天井からも吊り下げられて展示されています。これらすべてを見て回るのは、優柔不断な私にはかなりの重労働。

なので機械的にフィルタリングすることにしました。

まず値札。1万円付近がいいなと思い、それ以上と以下は購入外の者としました。

次に重量。これも軽ければ軽いほうが良い。ただし最重要ではありません。

重量以上に重要視したところは、収縮時の長さ。これはカメラバックに入らなければ使わなそうだなと考え、可能な限り小さいものとしました。

それに併せて伸長時の長さ。収縮時がいくら短かろうが、リーチがないと中腰で撮影することとなるため、短かいものも除外することとなります。

以上の条件でぐるぐるとみて、伸ばして縮めて値段を見て、怖くなってすぐに元あった場所に戻してを繰り返していました。

ふと、壁に掛けてあったものを友人が手渡してきたのですが、なにやらただならぬ雰囲気を放っている一脚。

これ、小さくないか。

これ、どうやって伸ばすんだ。

ストッパーらしき機構を見つけることができずあれやこれやと触ってみるものの、びくともしない一脚。もしかしてこれが最大の大きさなのかと思っていました。

しかしながら私は天才的な視野により、同じ会社の同じ機構らしき三脚を発見し、その三脚がしっかりと伸びた状態で立っていることに気が付きます。

この一脚も伸びるのか。

はて、どうやって。

上から横からばかり見ていたので地面に設置する下部を注視してみることにします。

うん。折りたたみ傘の軸のような気候のように見える。筒と筒が同心円状に重なっている。

きゅっぴーーーーん。

うぅん!?

さては

くるっ

カチカチ

ぬん

ニョ~~ン

ながっ。伸びました。ひねることでロック解除され、伸びる。感動ものですよ。複数のロック機構をいちいちカチカチしなくて良いのですから。ひねれば一気に解除されあとは伸ばすだけ伸ばして、また逆方向にひねればロックされるのです。

使いやすすぎますよ。こんなものがあったとは。

みんなに広めたい。

休日はこれとともにありそうです。

カメラとこれ。必需品ですねこれ。

とにかくこれを手に入れられてよかったです。

【まとめ】

来週また出かけようと思います。

今回の東京遠足では思いもよらぬ感動的な出会いがあり、衝撃的な休日を過ごすことができました。

その衝撃は今も続いています。

実はめっちゃわくわくしているんです。

長時間露光してぇ~~。

必ず出かけます。

終わり。

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