この記事の話題
- 写真の「エモさ」とノイズの魅力に気づいた。
- 古いと一蹴するにはもったいない写真が撮れた。
撮影機材

- 発売年月2003年2月
- 3.2メガピクセル(320万画素)のCCD
- 生活防水機能を搭載しつつ、カプセル型のかわいらしいデザイン

μ(ミュー)-10 DIGITAL:コンパクトデジタルカメラ:オリンパス
オリンパス 技術・デザイン:コンパクトデジタルカメラ:μ(ミュー)-10 DIGITALのページです。
熱海旅行へμ10を持って行った理由

最近、暇さえあれば最新カメラばかり情報を仕入れてしまう。カメラ誌や写真についてインターネット検索を通じて流行に後れないようにするのは、焦りからだと思う。
何が本当に良いのか不明瞭なのだ。
SNSで皆はこんなに良い写真を撮っているのに、果たして私は自分が思うように写真を撮れているのか分からない。自分の中の感性の上限を知らないから、どこからどこまでが良い写真と決めて良いのか時々不安になる。
良いものは良いのだが、それを完璧に言語化して誰かに伝えるのは感受することとまた別の能力が必要とされる。私はそちらの方面に努力してこなかったため、今こうして焦りにさいなまれていることになる。
具体的に言うと、写真のノイズを作品として受け入れるべきなのか排除すべきなのかということだ。
ノイズの種類にもよるだろう。はたまた、被写体にもよるだろう。絶対的な決断は不可能だ。
ならば、逆に考える。ノイズが好ましい時とはいったいどんな時なのか考える。
私は言葉に疎いので、この総合的で簡単な言葉の気持ちになったときだと思う。そう、「エモい」時だ。
私がエモいと思った時は、むしろノイジーさが世界をコンパクトに写真の中に落とし込むことができる。
そんなこんながあり、エモさの象徴たる「オールドコンデジ」と共に、エモさの波に打たれに「旅行」へ行くことにした。
作例




















新しいものにつかれた。それを癒す旅だった。
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