文章は書かなければ書き方を忘れる。どうもこんにちは
先日、地元のおすすめスポットを紹介する記事を書くだとか、なんだとか、宣いましたが
でも、趣味全開の記事は綴り続けますよぉぉ!
今日の話題は何だっていうんだい
ずばり『類義語』について、です
文章とは
文章とは一体、何者なんだ?
A.一定の秩序をもった文字の集まり
文章の出汁である『類義語』
その存在を知ったのは小学生の時です
類義語とは文字通り、ある言葉と意味が類する言葉を指します。
例えば、「言う」
これと意味が似ている言葉は、
- 話す
- 表す
- 放つ
- 口に出す
- 述べる
以上のように、種々の表現があります。
この5つ以外に同じ類の言葉はありますが、例に挙げた言葉を反芻してみてください。
意味は似通っていたり、同じようなものでも、思い浮かべる情景や読み取りやすさに差異があります。
このように読んだときに現れる「効果」を、料理に例えるならば『出汁』であると考えます。
うまい言葉選びは深みにつながる
今日も雨か
“CC”はそう呟いた
CC著.2019/10/11.「私の夜」.2022/10/14引用
今日も雨か
“CC”はそう断言した
CC著.2019/12/15.「一生の始まり」.2022/10/14引用
今日も雨か
“CC”はそう打ち明けた
CC著.2019/04/06.「ぶどうゼリー」.2022/10/14引用
感じ取れる印象が違いますよね。
前後に文章があれば、そのつながり具合も変わってくることでしょう。
私は文章を書くときに、伝えたい事柄におけるニュアンスを意識して、相応しい言葉がないか類義語を調べるようにしています。
そういう処理を施すことで、深みの具合やベクトルを定めることができるでしょう。
『助詞』は舌触りを決定する
さきほど、『類義語』を出汁であると言いました
であるならば、他にも文章を組み立てる上で大切になるものがありそうですよね。
メインの味だとか、歯ごたえだとか、香りだとか、見た目だとか、沢山あります。
しかしそれらは結局のところ、書く人によって大部分が決定されるものです。
そこで文章構成を完全に変えることはできなくても、細かな『助詞』は簡単に変えることができます。
味見をしてみて……どう?
例えば、以下のような文章を組み立てたとします
悪戯をしようとしているのか。それとも私の付近に用があって、寝ている私に配慮した結果の行動だろうか。
CC著.2019/04/06.「ぶどうゼリー」.2022/10/14引用
読みましたか?
ここで、赤字部分の言葉を入れ替えてみましょう。
悪戯でもしようとしているのか。それとも私の付近へ用があって、寝ている私を配慮した結果の行動だろうか。
以上のように、赤字を青字のように書き換えてみました。
なんだか、視点が変わったような感じがしますよね。
大雑把に文章を変えたわけではありません。
ちょっと気にしてみるといいかもしれません。
「最後の味付け。」
コメント