この記事の投稿者:CanChan
鎌倉と言えば『どんなところ』だと思い浮かべますか?
私は、海沿いのお寺を思い浮かべます。
あの潮と深い色の木の香りが小学生の頃は分かりませんでした。
ただ5人ほどで班になり歩いた記憶はあるのですが、時計と地図を忙しなく確認しつつどこを歩いたのかはさっぱり覚えていません。
今回は色褪せてしまった鎌倉へ観光へ行ってきた話です。
こんなに整っていたのか鎌倉駅前と小町通り
あれ、おかしいな。
こんなに鎌倉って人多かったっけ
鎌倉駅を降りるとすぐに訪れることになるであろう小町通り。
鎌倉駅の東口から降りて北へ進むとその入り口が私を迎えてくれました。
今日はあいにくの天気模様でしたが、休日であるということも相まって、観光客の量が恐ろしいことになっています。
上空から見たら、まるで人間の絨毯のように見えることでしょう。
私が知っている鎌倉の景色はもっとこう、日本家屋が厳かに並ぶだけの道と遠くに見える山、そして町を展望できる場所にそびえる寺というイメージでした。
さっそく鎌倉という場所の記憶が上書きされます。
食べ歩きをしている観光客の量が多いがために、常に軒ではカメラが我々を見張っています。
それに加えて鳩の超低空飛行と、人間をまるで脅威としない態度には驚かされます。
しかもあの鳩ときたら、私にタックルかましてきやがりましたから。
すんでのところでマトリックス張りの回避を見せなければ、命を散らしていたのはどちらだったことか。
考えるだけで恐ろしい。
至る所にいる鳥類に嫌気がさしながら、少し早めの朝食をとることにします。
かきそば+ミニしらす丼
牡蠣だいすき!
あったかいそば食べたかった!!
昼食を頂くことにしたのはこちら【魚かま】のかきそば。
最近寒い中をほっつき歩くことが多く、平均歩数は25,000[歩]となっていました。
そんな中考えるのは「だしの効いたあったかいそば……くいてぇなぁ~~……」ってことです。
やっと叶った!!
きた!!
牡蠣が5個も食べられるし、あったけぇ出汁。
雨の鎌倉で一番うまいそばがここにありました。
そばを食べ終えたら江ノ電の駅を目指して歩いていきます。
線路沿いの木に大ぶりのミカンがなっていました。
大小さまざまではなく全て手のひらに収まらない大ぶりなサイズです。
鎌倉には風情を十分に感じながら巡ることができる人力車もあるのですが、その目の前にすずらんがたたずんでいました。
その静かに風に揺れる姿は、白塗りの浴衣を着た日本人のよう。
風鈴にも見えるこの見た目は特徴的で、小さいながらもすぐに気が付くことができました。
一枚、良い写真をパシャリと収めます。
江ノ電乗り場に到着して、いざ七里ヶ浜を目指します。
七里ヶ浜、おもったよりも長いし広い
藤沢と鎌倉間を結ぶ路線である江ノ電。
こちらは民家の間を糸を縫うように進む単線の路線となっています。
目の前をゆっくり進むこのボディは、都会の忙しなく働く社畜路線では味わえないものです。
ただし今日は祝日。
やだよ。
こんな江ノ電に乗るの。
私が嫌いなものは満員電車。
また鎌倉の記憶が上書きされてしまった。
社内の天井にある黄変した扇風機を眺めて七里ヶ浜へ向かいます。
七里ヶ浜、到着
青ブタで有名な七里ヶ浜
その近くにある七里ヶ浜駅に到着しました
電車から降りてそそくさと乗ってきた電車よりも先に、線路を下って待機します。
ガタンガタンと後ろから近づいてきますよ。
足回りが艶めかしいとかそこまでの域に達していないので、そういった方向で興奮はしませんでした。
しかし、持って行ったレトロなレンズに対して、江ノ電の色合いや質感がばっちりだと改めて思いました。
海が見えてきました。
雨のせいか湿度のせいか、あまり潮の香りはしません。
ただ、波が繰り返し引いて押し寄せる音が流れています。
雨、曇り。
長いです。
思っていたよりも七里ヶ浜って長いですね。
ちょっと端から端まで走ってみようかと考えたものの、雨も降っていて人も多かったので止めました。
青ブタの見たことあるシーンのようなものでも撮影しようかとも思ったのですが、最近買ったばかりのカメラを濡らしたくはなかったので断念しました。
雨いやだなぁ。
雨、こわいなぁ……。
コメント