やる気°
記事の経緯
私は常にカメラを持ち歩いている。ふとした瞬間の情景を切り抜いて、写真として収めたいからだ。本日も散歩へもっていくこととする。しかしながら、商業施設でない多摩川にしろ商店街にしろ、ひとが多すぎる。こんなに人っていたっけと、思い出を記すことにした。
撮影機材
金もないし、サンダルで散歩へでる。
度々出かけている多摩川
今日もカメラと共に、家を出ました。給料日が1か月以上先だし、お金もないので、お金がないからこそ一番楽しい散歩に出かけます。
私は家を出るまで思い出しませんでした。
――――今日は休日。
しかも
GW
嫌だなぁ。
群れるのが嫌い
私は度々、長期休暇に振り回されてまいりました。
アルバイト(三が日丸つぶれ)であったり、休校(間違えて登校)であったり、私は長期休暇の度に良い思い出がありません。
今年に限っては、旅行に行くつもりが当日にコロナが発症して一人地元に取り残されることになりました。良い思い出を作れというほうが無理な話です。
ただし、出かけられなくて良かったと思うことがあるのです。ちょびっとだけです。ほんのちょびっとその気持ちが片隅にあるのです。
なぜなら私は、大量人にもみくちゃにされたり、機械のラインかの如く同一の行動をするのが嫌いだからです。暑苦しい。むさ苦しい。
さて、そろそろGWです。
「GWだからって、浮かれ過ぎではないか?」と考えてしまうのは私だけでしょうか。周りを見れない人間が世に多いのです。私もそうでしょう。
同族嫌悪です。
人、おおすぎませんか?
ゆっくり写真を撮ることができませんでした。
そうは言っても、到着した多摩川
さて、そうは言えど到着したからには撮りますよ。
今日は撮って出し(カメラでRAW現像されて出力されたJPGファイルそのまま)ではなく、トリミングした写真を主に掲載します。
写真……撮影……、良い趣味をもったなと思います。散歩の口実ができました。
散歩とは「思い思い」に「好きなだけ進む」ものであると解釈しております。ならばこそ、不可侵の時間を自由に存分に堪能させてもらいましょう。人?関係ないね。
にぎわってますね。
そういえば、多摩川ってベンチが滅多に無いんですよ。くたびれたベンチも、新品のベンチもないので、人目がある中で座る難易度はそこそこ高いです。
向こう岸から聞こえてくるトランペットの音を心地よく聞きたいところです。名残惜しいものの、先へ歩いていきましょう。
冬、私はコレで凍てつく風を耐えることがあります。
風防の草の塊。これが何なのかいまだにわかりません。大小さまざまで、本日は先客がいるようでした。
スズメの憩いの場になっているようで、いくつもの塊の中からスズメの忙しない井戸端会議の声が耳に届きます。
トイレ!!
何かついばんでいます。
おいしいものでも落ちていたんでしょうか。そういえば私、物心ついたばかりの時に犬用のクッキーを食べたことがあります。味、薄かったです。
低空飛行ステルスブラックフェザー
私、橋げた好きです。
大きな橋げた、小さな橋げた問わず、なぜだかエモい。この感情の出所を探るのは終わりのない旅になるであろうことは容易に想像できます。同時に最近になって物理的なものを見る目が変わったことで、「圧縮効果を体験できる素晴らしいオブジェクト」だと感動を覚えます。
遠くのモノが大きく見える、望遠レンズ。
近くのモノが大きく見える、広角レンズ。
果たして私の真の好みはどちらになるのでしょうか。撮るもの(花、景色)からして最終的には広角レンズに行きつきそうな気がしなくもありません。しかし私、「広角レンズって、苦手なのよね……」。
まだ進むし撮影する。今日は標準レンズだもの
標準レンズっていいです。
完成されています。散歩に丁度いい。
遠くのものは一つの要素として捉えて、パズルのように組み合わせて構図を決めればよいです。近くのものは寄れば済みます。
私はどちらかと言えば、「寄るかたち」の撮影スタイルなので困ることはありません。ただ、鳥は諦めます。あれは望遠レンズの専売特許です。
さて、休日のはじめ。
良い散歩から始められました。
人が覆えど、地は余る。写真を撮る余地もある。
それではごきげんよう。
CanChanでした。
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