やる気°
記事の経緯
私はいつもカメラを持ち歩いている。直近では「fujifilm X-E2」に「薄型の広角レンズ」を取り付けて軽快に街中スナップを楽しんでる。しかしながら、私的にしっくりくる写真はなかなかやってこない。私の腕は広角レンズを拒んでいる。
気分転換に望遠ズームレンズで朝活に挑んだ。
撮影機材
丁度良い距離感から切り取るスナップ
今日は公園からスタートではなく、駅近くの林道からカメラを取り出しました。
広角レンズで撮影してから画像を切り抜いてもいいですが、そうするとどうしてもディテールが甘くなります。最近の高性能なカメラならばそんなことはないのでしょうが。
しかし今日持ち出したのは「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II」です。マイクロフォーサーズ機に取り付ければ焦点距離600mmで見た景色を切り抜くことができます。ここまでの望遠での撮影となると、高性能なカメラの広角レンズよりも確かな写真を残すことが可能です。
広角レンズを卑下するつもりはありません。観光に行くのならば間違いなく広角単焦点レンズは持っていくでしょう。
眼で捉えた情報をすぐに残すという点では、広角レンズで幅広く画角をとって、シャッターをたくさんきるべきです。
観光という性質上、そこにずっととどまることは出来ないのです。
ただし何度も訪れる場所になるのならば、広角レンズは広く情報を残すため他の写真と画像が被りやすいのではないのでしょうか。
確かなソースはありません。
私の経験です。
ただし、私はこんなふうな写真も撮りたいんです。
広角レンズでは豆粒程度の大きさでしょう。広角レンズを取り付けたカメラを空に向けて撮影した時、しめしめと思いました。しかし家に帰って確認してみれば、ビルと木、何を写したいのかよく分からない写真で、頭を抱えました。
使い方を間違っていたんです。私が撮りたい写真と、カメラの特性の乖離です。
ただ、撮りたい写真と言ってしまうと、「自分の妄想を形にしたいだけじゃないか」、「本当の景色に不満があるのか」と思われそうです。
街中スナップを撮りたいとほざいておきながら、私はありのままの景色を否定していることになります。
すぐさまとりあえず撮影するという時と、人、海、星空を写す以外に私は広角レンズを撮ることが苦手です。
人間の目と言うのは、広角レンズ以上に狭いです。なのになぜ、見たものをそのまま残したと言えるのでしょうか。広角レンズで撮った写真でも、注目してほしい箇所があるはずなんです。
だから、広く景色を写しても写したいもの、伝えたいものが伝わるんです。
とりあえずこの写真を撮影して分かったことがります。
私は、望遠レンズに惚れている。
アニメの謎多きキャラが座っている木陰のベンチ。
また別の角度から見たベンチ、その連なり。
広い広場は鳥の楽園である。
鳩だってその仲間だ。
その鳩に注目した。私はその時周りの景色は見えていた。しかし注目していない。全てボケているような。しかしボケておらず見えている。
伝えたいのは今日、私が朝に見た鳩である。
私は時々、情報削減の信仰者となる。今日はその信仰者だった。望遠で撮影する。
再三になるが、私が伝えたいのは鳩。それだけだ。
最後はベンチ。
まとめ
私は広角レンズが苦手だ。
どうしても写真が煩雑になる。構図があいまいなスナップだとなおさらだ。
もう少し標準よりのレンズを買い足そうと思う。
それではごきげんよう、CanChanでした。
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