「眼鏡を作った」

日記
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Canchan
Canchan

往年の細かい傷が重なり眼鏡が曇ってしまった

目の霞みみたいなものがずっと張り付いている。

レンズを触ってしまったときに付着する指紋みたいなものが永遠にレンズに残っている。

よくよく見るとこれは傷だとわかった。

ふと気が付いたとき、よく頑張ってくれたものだとレンズを労わりたい気持ちになる。今まですまなかった。

投げたり、レンズを下向きに置いたり、踏み潰しかけたりして、こいつを何度傷つけたことか数えきれない。

これはだいぶしっくり来ている眼鏡だった。

今までかけてきた眼鏡の中で一番フィットしていた。

眼鏡の中でも最も使用したものだ。顔の方がむしろ、眼鏡に最適化された形に変形していたのかもしれない。

鼻あての部分も大分がたが来ている。仕方がないので新しい眼鏡を購入することにした。

同じような形で、同じ色。

ただし、レンズ下側のフレームが無いすっきりしたデザインのものを選択した。

広がりも柔軟性があるものでありつつ、程よい締め付け感がある。

鼻で支えるより、側頭部で支えることに優れているため、眉間の下が痛くならないのが特徴的だ。

これから突然走ったり、暴れたりしてもすっ飛んでいくことがなさそうで安心できる。

先代のように酷使していくから、覚悟してほしい。

私の視力は任せたぞ。

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